2014.06.17

バインダー バインダー

オーダーメイドバインダー作成のポイント

もし、あなたの会社でオリジナルバインダーを作成しようという話が出た場合、どのようにバインダーの仕様を絞り込んでいけばいいのかを、少し解説させていただきます。

◇書類のサイズ

まず最初に書類のサイズです。
例えばA4判なのかA5判なのか、
また、紙の長辺を綴じるのか、短辺を綴じるのか、です。

◇綴じ穴・綴じる紙の枚数(内寸)

次に穴をあけて綴じるのか、穴をあけてはいけない書類なのか、です。
穴をあけないとすると、この時点で選択肢はかなり狭くなります。
Z式金具や、回覧板のようなクリップ金具など、またはクリアブックにしてしまうかです。
クリアブックは、リフィルの枚数で、収容できる書類の枚数が決まりますし、Z式やクリップ金具は挟むだけですから、綴じる書類の枚数は限定されます。

穴をあけるのであれば、1冊のファイルにどれくらいの枚数(またはどれくらいの総厚み)の書類を綴じる必要があるのか?です。
例えば2穴の金具であれば、小さなリングの金具から、10cmぐらいの厚みの書類を綴じるパイプ金具まであります。
金具を決めれば、それを取り付けるファイルの背幅が決まり、表紙の縦横寸法も決まってきます。

また、あわせてご確認いただきたいのが、その書類の用途です。
パラパラめっくて閲覧したり、途中の書類の抜き差しが多いものはリング系の金具にしなければなりませんし、どんどん積み上げていくだけの、保存が主目的の書類でしたらパイプ系の金具です。
書類の収容力で云いますと、リング系は少なめ、パイプ系は多めになります。

 

 

◇表紙の素材

今は、カラフルで、ある程度見栄えもよく、安価で、比較的耐久性のあるPP(ポリプロピレン)素材が全盛ですが、それ以外に、もっと重厚なファイルに仕上げるための貼り表紙等もあります。

 

◇印刷

表紙にどのような印刷が必要か
基本的に、箔押し・シルク印刷・オフセット印刷(フルカラー)があります。
それぞれに適正な、製作ロット、素材があります。

 

◇製作数量

製作数量も決めなければなりません。
オーダーでお作りしますので、1冊のコストのことを考えて、弊社では、簡単な仕様のものでも、100冊程度からでお勧めしています。
しかしながら、どこかの主要ファイルメーカーさんの既製品を購入して、それに弊社でタイトルを印刷したり、背紙を差し替えたりと、100冊未満でのご提案もさせていただきます。
通販様等で御社でファイルをご用意されて、それに弊社で印刷のみというのも可能です。

ざっくりとした解説になりましたが、何なりと、ご相談ください。

メール・お電話お待ちしております。
ファイル担当: 服部元昭

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